1985-06-20 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
そこで、私、年来の要望として訴えてきた一つに、沖縄に国立糖業試験場をぜひ設置してほしい、こういう要望をまたきょうも重ねて述べたいと思いますが、いかがでしょうか。
そこで、私、年来の要望として訴えてきた一つに、沖縄に国立糖業試験場をぜひ設置してほしい、こういう要望をまたきょうも重ねて述べたいと思いますが、いかがでしょうか。
○喜屋武眞榮君 そうしますと、日本の財政の問題とも関係があるわけですが、一応それはともかくとしまして、国立糖業試験場を持つ意義というものは、今、外堀的なことを話されましたが、意義を認めておられるんですか、どうですか、もう一遍念のために聞きたいと思います。
基盤整備の問題、排水の問題、先ほども議論がありましたが、病虫害の問題とか、われわれは国立の糖業試験場をつくりなさいという話も出しておりますし、あるいは今度の予算の中でサトウキビ作経営改善総合対策事業十二億というのが新しく記載をされております。
それと、これもかねがね申し上げてきたことなんですが、たとえば国立の糖業試験場の設置ということ。この間沖繩県の農業試験場百周年式典があって、私もちょっと顔を出してみたのですが、なかなか盛大に持たれて、今日まで農業試験場が果たした役割りというのが相当高く評価されたのです。
それから土地基盤については、私のところでございませんのであれなんですが、もう一つ、国立の糖業試験場の問題等につきましては、これは私の所管ではございませんが、先生の御指示については関係のところに十分お伝えいたしたい、このように考えております。
○喜屋武眞榮君 いまのところ考えておられぬということに受けとめたいのですが、私があえて要望いたしたいことは、まず第一点は、優良品種の改良と普及の促進という立場、第二点は土壌の改善、第三点は病害虫の防除、第四点は地域に適合した収穫機械の開発、第五点は副産物の有効利用、第六点は甘味資源の補給基地としての沖繩の立場を重視していくこと、こういった立場から、私はどうしても国立の糖業試験場の必要性を訴えたいわけですが
そういうことで、大変きめ細かく対処をいたしておりますので、国といたしましては、沖繩に特に国立の糖業試験場を設置するというようなことは考えていないところでございます。
○喜屋武眞榮君 次に要望したいことは、これは私が今日までたびたび要望したわけですが、まだきちっとした政府の見解を聞くことができませんが、沖繩の基幹作目のサトウキビ、そして砂糖ということを考えた場合に、全国で、沖繩の県単位ではサトウキビ、鹿児島県も、といいましても奄美大島の一部である、こういった立場から、国立の糖業試験場を沖繩に設置すべきである、またしてほしいと、こういう要望。
○丸谷金保君 現地の方では、国立の糖業試験場を設置してほしいということで、知事さんのところには行っているようでございますが、開発庁にもそういう要望は県等から参っておりますか。
○丸谷金保君 ちょっと私の質問が悪かったんですが、開発庁としては、糖業試験場というふうなものを設置した方がいいとお考えですかと、してほしいという考えがあるかどうか。
○政府委員(美野輪俊三君) 糖業試験場の問題につきましては、これは国立の糖業試験場ということになりますと、直接的には農林水産省の所管あるいは農林水産省の機関として設置されるべきものというふうに考えられます。
それから、もう一つは品種の改良の問題につきまして、これも優良品種の導入や、あるいは優良品種の育種という問題につきまして、どうしても糖業試験場の設置を望みまして、国の糖業試験場ができることを期待していろいろお願いしているわけでございますが、幸い先生方の御尽力によりまして、今度、沖繩に糖業試験場までいきませんけれども、原原種苗圃ができるというようなことになっております。
次に、原原種農場の設置につきまして、私は従来唯一の砂糖県である沖繩において国立の糖業試験場が当然あるべきだということを主張してまいったわけなんですが、ところが沖繩の現状から、それを必要としながらもいま当面の問題として、緊急の問題として原原種農場の設置もまた認めるわけであります。
そこで、育種でありますが、これは糖業試験場ができるまではいま育種の指定県ということで出発しておりますが、そこで一つの品種ができるまでに私の聞くところによりますと少なくとも十年かかるというのですね。十年の歳月を費やしてやっとできたと。ちょうど沖繩の黒穂病を解決するためのサンプルを持ってきておりますので——これですね、これがRK、これがIRKですね。
あるいは品種の改良、あるいは栽培法の改善、管理技術の改善、こういった広く専門的な立場から独自の研究をしていくためにも、単に育種指定県としての指定と、こういうつけたりではいけないのではないか、こう思って、日本農業の開発と結びつけて、特に亜熱帯産業としての沖繩のサトウキビ農業を発展させるために、ぜひひとつこの国立糖業試験場設置について前向きで検討してもらいたいと思います。
そのためには、どうしても国は国の立場から糖業試験場を沖繩に設置していただくべきだと、こう要望するものでありますが、これは私もたびたび訴えてもきましたが、ところが私だけの主張ではありません。日本分蜜糖工業会やあるいは沖繩の農業関係団体、また県の農水あるいは県の立場からもたびたび強い要請があります。
せっかく沖繩で沖繩県立の糖業試験場があるならば、これにつまり予算的にもまたいろんなもので国もてこ入れをしまして、それをりぱな内容のものにすることも一つの方法ではないかと思います。
そうじゃなくして、国立糖業試験場を独立さして、そこで品種の改良、それから病害虫の撲滅、それから土壌・肥料の研究、それから精糖化学の研究、こういうことを専門の分野から検討して研究してもらうことによって沖繩の糖業が私は正しく成長していく、発展していく、こう思うわけですので、そういった片手間的な併置じゃなくして独立さしてほしい。大臣、いかがですか。
○喜屋武眞榮君 時間がありませんので次に移りたいと思いますが、沖繩の糖業振興を裏づける大事なものとして国立糖業試験場を沖繩にぜひ設置してほしい、こういう強い要望があるし、また私もそのことを機会あるごとに強調いたしておるわけでありますが、まあ国立と申しますと、果樹、果物の試験場があるし、あるいは野菜の試験場があるし、あるいは畜産の試験場があるし、林業の試験場があるわけですが、唯一のサトウキビの産地としての
またキビの優良品種の開発等のために沖繩に糖業試験場をぜひつくってもらいたい。さらには、黒穂病及びガイダーの駆除について格段の注意を払っていただきたい。このことを強く要望しまして、いずれまた詳しくは直接申し上げることにしまして、時間も参りましたので質問を終らせていただきます。
私は戦前台湾におりまして、台湾の糖業試験場にもおりましたけれども、そういう点に政府自身が大変力を入れておったのです。これは品種改良その他糖業に関します試験研究をする機関というものが――これは農事試験場だけの片手間ではできる問題ではないと思うのです。ですから、糖業試験場を設けて取っ組むだけの熱意を示していただきたい、私はこう思います。
それから国立の糖業試験場ですね、これをぜひつくってもらいたいということなんで、これはどういうふうになっていますか。
○長野政府委員 試験研究につきましては、大島名瀬に名瀬試験場、鹿児島県に農事試験場がございますが、それから徳之島に糖業試験場がございます。大島の農事試験場におきましては、あの地帯に特有のミカンコミバエでございますとか、いろいろな病害虫がおりますので、それの駆除その他のことを、あるいは土壌試験、土地改良等のことをやっております。